サワダモコ個展「FIREWALL TO PROTECT ME」

種別:企画
artist:サワダモコ
展覧会名:「FIREWALL TO PROTECT ME」
会期:2016年12月3日(土)〜7日(水)
入場料:無料
時間:14時〜20時(水曜日18時)

  ★主催者ごあいさつ
 このたびSUNABAギャラリーでは、サワダモコ個展「FIREWALL TO PROTECT ME」を、当ギャラリー主催の企画展として開催いたします。

 サワダはアクリルや油画技法を使い、ヘッドフォンをつけた少女像を描き続けてきた作家です。その画面のあちこちには、デジタルノイズのようなピクセル状の色面が踊っています。けれども彼女は決して手描きという方法論を手放すことなく「暖かみのあるデジタル的絵画」を表現してきました。

 そんなサワダの「暖かなデジタル感覚」は、PIXIVやボカロといったゼロ年代以降のポップカルチャーの文脈とも融合しながら受容され、高い評価を受けています。彼女の絵画は21世紀を生きる私たちの電子化された内面、あるいは逆に内面化された電子世界を物語るかのようです。

 今回の個展のタイトルは「FIREWALL TO PROTECT ME」ですが、これは「現実世界から身を守るための電子の壁」、といった意味でしょうか。あるいは逆に「暴力的なメッセージの渦巻く電子世界から身を守る、現実世界の心の壁」、の意味でしょうか。作家の想いはおそらくは会場で明らかとなることでしょう。どうぞその想いをご高覧いただけましたら幸いです。

★プロフィール
サワダモコ
1990年生まれ 大阪府在住
武蔵野美術大学造形学部通信課程在籍
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★個展
2015 「METAGRAMED」(新宿眼科画廊 / 東京)
  「assaisonnement」(あるか→アるか / 大阪)
2014 「Re: Install」(新宿眼科画廊 / 東京)

★グループ展
2016 「くどやま芸術祭」内 まちなかライブペイント (和歌山)
  「CUTE AND SWEET, BUT...」| MASATAKA CONTEMPORARY(東京)
  「199X5 (きゅーえっくす5)」(アートコンプレックスセンター / 東京)[link]
  「PARIS CHIC ROOM」(MASON D'ART Paris / パリ、フランス)
  「SUNABA POP」(SUNABA Gallery / 大阪)
  「UTOPIA 3」(アートコンプレックスセンター / 東京)
2015 「アートストリーム2015」(大丸心斎橋店 / 大阪)
2014 「何も考えないまま10年経ってた・・・」展(新宿眼科画廊 / 東京)
  与謝野晶子生誕芸術祭 作品展示(ホテルサンルート堺、サンユー都市開発ロビー / 大阪)
  「トランスエフュージョン03(前期)」(新宿眼科画廊 / 東京)
2013 「ミラクミーム」(新宿眼科画廊 / 東京)
  「トランスエフュージョン02 ドローイング展」(新宿眼科画廊 / 東京)
2012 グループ展「カラフル」(鳳キリスト恵み教会 / 大阪)
2011 3人展「カラフル」(鳳キリスト恵み教会 / 大阪)
  pixkikiアナログ展覧会第3弾「アナログ部屋」(Hidari Zingaro、Kaikiki Zingaro / 東京)
  「初音ミク pixiv×Kaikaikiki Gallery 展覧会」(「SNOW MIKU for SAPPORO 2011」内 / 北海道)
2010 「オイルショック!(0000Fest内)」(Hidari Zingaro / 東京)
  「wassyoi#」(0000Gallery / 京都)
  「¥2010 Exhibition Final at 大丸心斎橋」(大丸心斎橋店 / 大阪)





リヴィア・グノス個展「集中」

企画 リヴィア・グノス個展「集中」
10月22日(土)〜11月2日(水)
14〜20時、水曜18時 木金休廊
後援:スイス大使館 入場無料

★主催者ごあいさつ
このたびSUNABAギャラリーでは、リヴィア・グノス個展「集中」を開催いたします。リヴィア・グノス(Livia Salome Gnos)は1977年、スイスのツーク州生まれ。ジュネーヴ造形大学を卒業後、モントルーに在住して制作を続けています。

そのもっとも特徴的な作品は、フリーハンドで描かれた、紙全面を覆う螺旋状のドローイングの連作です。本展ではこの螺旋のシリーズのほかに、彼女が2015年の日本滞在中に出会った、薄墨の技法を用いたドローイングも発表する予定です。

タイトルの「集中」は、螺旋のドローイングそのものも意味しますが、この連続する線を描く際の、作家の精神状態も意味します。この「集中」という日本語タイトルは、リヴィア・グノスが最初日本語でつけたもので、彼女はそれを英語に直し、どちらの言語でも彼女が最初に意図した通りのダブルミーニングがあることを理解しました。

リヴィアにとって日本での展示はこれが初めて。SUNABAギャラリーにとっても外国人作家の個展は、これが初の試みとなります。フレッシュな作家とギャラリーの出会い、どうぞご高覧ください。

★プロフィール
リヴィア・グノス(Livia Salome GNOS)
1977年、スイス、ツーク州生まれ。ジュネーヴ造形大学を卒業。2002年以降、スイスを拠点に展覧会、受賞多数。2004〜05年に独オッフェンバック、2013年に独ベルリンでのグループ展に参加。同年、アイスランドでのレジデンスに参加。

★個展
2016年 「集中」SUNABAギャラリー(大阪)
2013年 「Cabinet exhibition」ガラリエ・カルラ・レングリ(ツーク)

★グループ展
2015年 「ウーリ州作家アニュアル」ウーリ州美術館(アルトドルフ)
「ツーク作家制作展」Chollerhalle (ツーク)
2014年 「ヴォー州 心拍同調2014」州立美術館(ローザンヌ)
「アトリエ通信」ガラリエ・カルラ・レングリ(ツーク)
2013年 「蒸留物 ベルリンにおけるツーク州の作家たち」Kunstverein Tiergarten / Galerie Nord(ベルリン、独)
ウーリ州作家アニュアル」ウーリ州美術館(アルトドルフ)
2012年 「中央スイスアートアニュアル」ルツェルン美術博物館(ルツェルン)
ウーリ州作家アニュアル」ウーリ州美術館(アルトドルフ)
2011年 「ウーリ州作家アニュアル」ウーリ州美術館(アルトドルフ)
2010年 「黒を見る ギャラリーの作家たち」ガラリエ・カルラ・レングリ(ツーク)
「Urnerアニュアル展」ウーリ州美術館(アルトドルフ)
「都市文化発展の洞察」スペースレンタルセンター(ツーク)
「ツークから」Haus Zentrum(ツーク)
2007年 「はるかな近さ1」ツーク美術館(ツーク)
「はるかな近さ2」ツーク美術館(ツーク)
「小品展 ギャラリーの作家たち」ガラリエ・カルラ・レングリ(ツーク)
2004〜05年 「アニュアル展」ルツェルン美術博物館(ルツェルン)
ギャラリー・アート・ワン(チューリッヒ)
「青い時間」Hafen2(オッフェンバック、独)
2002年 「最大―最小」bh9、ジュネーブ美術大学院(ジュネーブ)、カタログあり
ライトボックス」Gr?tli写真センター(ジュネーブ)
「そして船は行く」Attitudes(ジュネーブ)

★受賞
2015年 アトリエフレックス、ツーク州文化局
2014年 ハインリッヒ・ダニオス芸術文化基金助成金、ユーリ州
2012年 アーティスト・イン・レジデンス、スカフトフェル・センター・オブ・ビジュアルアート、セイジスフィヨルズル、アイスランド
2011年 ツーク州文化局助成金
2005年 ツーク州文化局運搬/トレーニング部
2003年 ハインリッヒ・ダニオス芸術文化基金助成金、ユーリ州
2001/02年 ディプロマ・プロジェクトのためのグレール基金奨学金アイスランド
2002年 美術大学卒業生のための現代美術州立基金2等賞、ジュネーブ








公募グループ展「不思議博物館」


公募グループ展「不思議博物館」
10月1日(土)〜12日(水)


[招待作家]=真木環
[公募作家]=廣橋由佳子、前川実帆、田中童夏、メバエマツモト、永福聡、西脇恵、傘嶋メグ、ある紗、尾嵜藍

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真木環



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傘嶋メグ

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永福聡

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メバエマツモト

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前川実帆

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廣橋由佳子

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田中童夏

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西脇恵

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ある紗

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展示風景



蛭田美保子、新制作展で受賞

当ギャラリーゆかりの蛭田美保子が「第80回記念新制作展」(国立新美術館、2016年9月14〜26日)において、80回記念賞を受賞いたしました。

「第80回記念新制作展」は現在開催中の国立新美術館を皮切りに、全国を巡回します。なおスケジュールは以下の通りです。この機会にぜひご高覧下さい。

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第80回記念新制作展
2016年9月14日(水)〜26日(月)
国立新美術館(東京都港区六本木7−22−2)
http://www.art-annual.jp/news-exhibition/news/62070/

京都
2016年10月11日(火)〜23日(日)
京都市美術館
https://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/kmma/exhibition/201610.html

名古屋
2016年11月22日(火)〜27日(日)
愛知芸術文化センター 8階ギャラリー
http://search-event.aac.pref.aichi.jp/p/event_card_tenrankai.php?eventNo=3020150001340011

広島
2016年12月6日(火)〜11日(日)
広島県立美術館 県民ギャラリー
http://www.hpam.jp/gallery/index.php?mode=schedule&selectDay=2016-12