Entries from 2013-02-14 to 1 day

京都市立芸大の卒展

下はオマケ、最近の注目株、日本画の服部しほりさんの作品です。服部さんは来月個展があるので、そちらを楽しみにしています。このほか、今年は高木智子さんが学内展で個展形式の展示をしていて、かなり見応えがありました。今年はおせちだけじゃなく街角の…

京都市立芸大の卒展:新平誠洙さん

京都市立芸大、油画院1回の新平誠洙さんの作品。これ、パッと見ただけでは何がなんだかよくわかんないと思うのですが、じーっと見てください。8枚組になっていて、8枚全体の図柄とは別に、1枚1枚に心霊写真みたいに別の図柄が描かれてるの、おわかりい…

京都市立芸大の卒展:山下拓也さん

京都市立芸大、彫刻院2回の山下拓也さんの作品。これ、何が面白いのかというと、ぐるぐる回ってるんです。しかもモーターとか動力は一切使ってなくて、勝手に回ったり止まったりしている。なぜか。理屈は簡単、実は手前にエアコンの吹き出し口があって、そ…

京都市立芸大の卒展:迎英里子さん

京都市立芸大、彫刻科の迎英里子さんの作品(学年メモするの忘れてました、すいません)。圧搾空気で動く彫刻なのですが、面白いのは植物の会家のメカニズムにヒントを得ているところ。大きなボールの間に小さなボールが挟まった構造なのですが、この小さなボ…

京都市立芸大の卒展:吉田芙希子さん

京都市立芸大、油画院2回の吉田芙希子さんの作品。関西のアート好きならもう吉田さんはおなじみではないでしょうか。イケメンをモチーフにしたレリーフを作り続けている吉田さん。学内では既に大規模な二人展やグループ展に参加しているので、早く個展がみ…

京都市立芸大の卒展:中野友里香さん

京都市立芸大、油画2回の中野友里香さんの作品。タイトルは《MANDARA》。見たまんま曼陀羅の絵なんですが、よく見るとあらカワイイ。しかもさらに目を凝らすと、あ、このポーズは! ……という作品。私の好みから言うと、もう少し描線に美しさが欲しいなと思…

京都市立芸大の卒展:宮越裕子さん

京都市立芸大、版画院1回の宮越裕子さんの作品。タイトルは《lace004》。パッと見たところ、レースのテーブルクロスの上に置かれた薔薇、に見えるのですが、実は……という作品。ちょっとレディー・ガガを連想させますね。違う作品も見てみたいです。 宮越裕…

京都市立芸大の卒展:小林玲衣香さん

京都市立芸大、陶磁器4回の小林玲衣香さんの作品。タイトルは《遠くはなれてそばにいて》。タイトルから察するに、ある種のヴァニタスではないかと思うのですが、どうでしょうか。繊細な美しさと、どこかしら不気味で陰鬱な感じの両方があって好きです。陶…

京都市立芸大の卒展:佐藤健さん

京都市立芸大の卒展見てきました。染織2回の佐藤健さんの作品、タイトルは《41.8秒と90,000キロメートル》。モノクロ写真にピンを刺して赤い糸を張り巡らせたもの。9万キロというのはたぶん体中の血管の長さの合計だと思うのですが、41.8秒ってなんのこと…