ロン・ミュエック@金曜日

金沢21世紀美術館で開催中の「ロン・ミュエック」展について、週刊金曜日で紹介しました。といっても、そんなに耳なじみのある作家じゃないですよね。それもそのはず、彼の個展はこれが日本で初めてなんです。まぁ、ちょっと見てください。


http://www.kanazawa21.jp/exhibit/mueck/index.html


どうですか? 驚かれましたか? でも、金沢21世紀美術館のサイトはちょっと図版が少ないので、もっとビックリしたい方は、どうぞこちらをご覧になってください。


http://blogs.yahoo.co.jp/hotcreationjp/49105264.html


http://www.photopumpkin.com/wp-content/uploads/ron-mueck-1.jpg


http://skarbinika.dk/data/art/aros/dsc01124.jpg


どうですか、すごいでしょ? デカい。リアル。全裸。しかも髪の毛とか体毛とか、びっちり植毛されていて、血管とかもかなりリアルに作り込んである。松本喜八郎の生き人形もビックリ、という感じです。でも、たまに異常に小さいのもあって、下の作品はわずか数十センチしかない。けど、大きなものと同等かそれ以上にリアルで、いっけんそんなに小さなものにはとうてい見えません。


http://www.dhmd.de/neu/fileadmin/template/dhmd/images/uploads/sfu/Mueck-DeadDad.jpg


ね、すごいでしょ? で、一体この作家が何を考えておるのか、我々はこの奇妙な作品をどう考えたらいいのかというのを、誌上では書いておりますので、どうぞご一読くださいませ。かなり痛快なテクストになってるので、我ながらお勧めです。金曜日は私が美術の記事を不定期ですが執筆していて、自分で言うのもなんですが、なかなか面白い雑誌です。この機会に週刊金曜日を定期購読してもらえると、私もとても嬉しいです。是非よろしくお願いします!