瀬戸内芸術祭

豊島だけ行ってきました。後日、いろいろ補足するかも。


しばらく行かないうちに、直島の港はSANAA設計のどえらいかっこいい施設に変貌。以前は台風で流されていた草間弥生の黄色いカボチャも、赤いカボチャになって巨大化し、パワーアップ。あか抜けていくのが嬉しい反面、ちょっと寂しいような気もする。


豊島にあった作品、これは森万里子さんの。スーパーカミオカンデと連動していて、宇宙からの微粒子が来ると発光する仕組みらしいですが、残念ながら私が見ている間は光らず。下はその周囲の竹林の様子。作品も良いですが、周囲の竹林が美しく整備されていたのが良かった。最近なかなか見かけなくなった、手入れの行き届いた竹林です。竹を適度に伐採せずに放置しておくとどうなるかについては、下記のリンク先を参照のこと。竹って実は怖いんですよ。
http://www.shikoku-np.co.jp/feature/tuiseki/279/index.htm


地元の豊島石を使った、アキホタタさんの作品。公式プログラムには載っていない、勝手出品作品。こういう方が増えてくると、本当に地元に根付いた芸術祭になっていくのでしょうね。


弘法大師伝説のある泉にはめ込まれた、青木野枝さんの作品。周囲の石組みは昔からあるもので、石組みの真ん中の網の部分が、青木さんの作品です。伝統的な歴史的建造物に手を加えたというので物議をかもした作品ですが、さて、どうでしょうか。これをなじんでいると受け止めるか、ぶちこわしだと受け止めるか。


ボルタンスキーの作品の外観。こればかりは中に入って体験しないと意味がありませんのでコメントはパス。


塩田千春さんの作品。これは非常に面白い作品で、かなりゆっくりその場で時間を過ごしました。今年、日本国内で開催される、複数の塩田さんの個展などと絡めて、のちに詳細に論じてみたいと思っています。問題作。


これはすごく嬉しかったですね。なかには地元の中学生が作った地図が入っています。落下傘的にスーパースターがやってきて、一方的に作品を展示するだけでは、あまりこういう芸術祭の意味はない。こういう気持ちの通い合いが、もっと増えてくるといいなと思います。以上簡単ですが、豊島の様子でした。

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追記:地元の方のtweetによると、訪問者によるゴミの投棄がひどいようです。これから行かれる方、絶対にゴミは島内に捨てず、島外に持ち帰りましょう。

@ieuraport_watch 【豊島・瀬戸芸】ごみの後始末は島の負担だった。連夜9時ころまでごみ捨て作業。実行委員会の人は何もせず。実行委員会でも、ごみは島外に持ち帰るよう呼びかけているが効果なし。

豊島は何年にもわたって、ゴミの不法投棄に苦しめられた島であり、その経緯を少しでも知っていれば、そんなことは絶対できないはずです。そもそも、美を求めて訪れたはずの人間が、なぜ人の住む場所にゴミを捨てて平然とできるのかわかりません。ゴミは、島外へ。必ず守ってください。