劇団WANDERING PARTY「トータル・エクリプス」@国立国際美術館

本日から国立国際美術館で、劇団WANDERING PARTYによる公演「total eclipse−トータル・エクリプス−」が上演されます。この作品は現在、国立国際で開催中の「束芋:断面の世代」展で、作家自らが「本展の発想の原点となった公演」と語っている演劇作品です。公演に併せて、この作品へのオマージュとして制作された束芋の最新映像≪輪郭線≫( 2010 年)も上映されます。

内容は、1985年に起こった、豊田商事会長刺殺事件を題材にするもの。マスコミのカメラの前で、マルチ商法の会社社長が刺殺されたというショッキングな事件をもとに、豊田商事会長の自伝や、当時現場に居合わせた記者の告白、その告白を買い取って封殺しようとした新聞社内部の権力闘争などを、複雑に絡めて描き出したものです。

公演は今日から日曜まで、ただし金曜は上演されないのでお気をつけを。面白いよ!

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WANDERING PARTY公演「total eclipse−トータル・エクリプス−」
2010年8月26日(木)28日(土)29日(日)
全日19 時開演(受付・開場時間は開演の30分前)
※27日(金)は休演日です。
http://www.wanpa.net/