「閨秀2.0」、その主催と企画

 10月のグループ展「閨秀2.0」のサイト、少し更新しましたのでお知らせします。今回の展示の主催は「CAVE」という企画チームで、そこに私含め2名のゲスト企画者が加わってキュレーションするということになっているのですが、今回はその主催者からのご挨拶を掲載しています。

「閨秀2.0」
http://bitly.com/nbILxo


 企画にあたってくださっている「CAVE」は、二人組の美術専門の企画チーム。一人は森山貴之さんといって、京都市立芸大の運営するギャラリー「アクア」の運営スタッフも兼ねておられる方です。ここは非常に強力な展示を次々に打ってるすごいとこで、こんなところの方とご一緒できるのは非常に私にとっては幸いなことです。もうお一方は長艸(ながくさ)真吾さんといって、創業80年の刺繍工房「長艸繍巧房」というおうちの方なのだとか。いかにも京都らしいおうちの方で、このへんの懐の深さが京都ですね。

「アクア」 http://www.kcua.ac.jp/gallery/
「長艸繍巧房」 http://www.nagakusa.jp/koubou.html


 で、この強力タッグにお呼ばれされたのが、私と森山牧子さんという方なのですが、牧子さんはパリで1年間ご外遊されたという経歴。現在はギャラリーメゾンダールにお勤めで、パリと大阪を往復される日々なのだとか。なんだかすごい組み合わせでしょ? 公立美大学芸員と、京都の刺繍工房のご子息と、パリに外遊経験のあるギャラリストですものね。


 そんな豪勢なメンツに混ざって、なぜお前ごときが企画をやっているのかとお叱りを受けそうですが、実際かくいう私自身も、なんだか自分も偉くなったもんだなあなどと思うくらいで、いまだに自分でも奇妙な気がします。まあともかく舞台装置は申し分ないわけですから、あとは舞台負けしないように頑張るだけです。オープンまであと一カ月と少々。ぼちぼちスピードを上げて行かなくてはなりません。グループ展「閨秀2.0」、どうぞよろしくお願いします。