吉岡洋先生からいただいたものいろいろ

 たとえば男性のヌードや、太った女性ばかりを撮ったカメラマン、ローリー・トビー・エディソン。あるいは、スローライフの提唱者であり、100万人のキャンドルナイトの呼びかけ人代表である、文化人類学者の辻信一。 それから、いま話題の草間彌生の新シリーズにあまりにも(外形的には)似ている作品を制作していた寺下春枝。 そのほかさまざまなアーティストや論客を「スローネス」のキーワードの許に括った『diatext. 08』(2003)を、吉岡洋先生からご恵贈いただいた。この冊子は京都芸術センターが出してたもの。デザインは木村三晴さん。

ローリー・トビー・エディソン
http://laurietobyedison.com/


 もう一つ、『有毒女子通信』というミニコミもいただいた。これはMATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/wが出しているミニコミ。なかばまでを同ギャラリーの松尾恵さんと吉岡先生の対談が占める。なんと特集は「体液と人生」。なかみはインドの「毒娘」説話に始まり、実に多彩な事物を体液というキーワードの許に俯瞰するアクロバティックな内容。野口体操、荒川修作、ゾウリムシ、坂口安吾アンチエイジングダムタイプ……。多彩な文化事象の間をリンパ液のように思考が流れて行く様は圧巻。

『有毒女子通信』アカウント
https://twitter.com/#!/@toxic_girls


 それと世界メディア芸術コンベンションのお知らせも。タイトルは「想像力の共有地 現代社会はマンガとアニメーションによって何を共有しうるのか」。プロデュースは吉岡先生、スピーカーは小熊英二さん、ジャクリーヌ・ベルントさんら多数。

世界メディア芸術コンベンション
「想像力の共有地
 現代社会はマンガとアニメーションによって何を共有しうるのか」
https://bit.ly/xZwcuv

 そういうわけで吉岡先生(@hirunenotanuki)、いろいろありがとうございます。自分はほんとポテチンなので、頂き物してばっかりです。今後は頑張るつもりですので、よしなによろしくお願い致しますです。。。。