『おはなしして子ちゃん』、野村誠、鶴井かな子、伊藤一洋、野上千晶、黒川彰宣

 本日はいろいろあったので箇条書き風に。まずは藤野香織さんから新刊『おはなしして子ちゃん』ご恵投いただきました。ありがとうございました。今晩読もうかな。ギャラリー回り一軒目はアートスペース虹、野村誠さん。野村さんはピアニカ奏者で作曲家、サザエさんをスカにアレンジして街頭で弾いたりしていて話題になった人。今回は美術展ですが、在廊中だと即興演奏聞かせてもらえます。

藤野香織さん新刊『おはなしして子ちゃん』http://www.amazon.co.jp/dp/4062186306
野村誠                 http://www.art-space-niji.com/2013/sche10.html


 次は鶴井かな子さん、非常に良いです。初個展ですが作品数も多く、てらいなく日常を描いている。ブリューゲルはやはりお好きなようですが、日常の光景に潜む恐怖がちらりと覗くあたりが面白いです。今後の期待大。鶴井さんはかわいらしいお嬢さんで、作者の写真も撮ってきましたので、後日暇のあるときにまたアップしようかと。精華大の大学院にまだ在学中、会場はギャラリーモーニング。一点一点に物語があるのでじっくりご鑑賞を、日曜まで。

鶴井かな子 http://gallerymorningkyoto.com/2013exhibition/tsuruikanako2013.html


 三軒目はアートフェア「超京都」。voiceギャラリーの松尾恵さんが運営するフェアで、私は今回が実は初。会場は毎回変わるようで、今回は町家風のモデル住宅が会場。実際に飾る空間をイメージしながら見られる。いいなあ! と思ったのは伊藤一洋さん、hpgrp GALLERY TOKYO所属。東京のギャラリー所属の方なので初めて見ましたが、とっても緊張感のある形ですが、これが不思議なことに和室によく似あう。

超京都   http://www.chokyoto.com/
伊藤一洋  http://kaz.matrix.jp/


 それと野上千晶さん。虫関係苦手な人は見ないでください。かなり強烈、ムカデの這い回る翁面、しかも木彫でなく手びねりの陶器製。髭などは獣の毛。この人とは一緒に何かやってみたいです。あと、Mori-yu所属の黒川彰宣さん、この方も非常に面白い。縄文? うーん、何と言ったらいいんだろう。チューブとか紐とか、長いものがお好きというか、関心があるみたいです。何考えてるのか聞いてみたい。

野上千晶 http://on.fb.me/GCNW2J
黒川彰宣 http://www.moriyu-gallery.com/artists/work.html?artist_id=29&work_id=1&l=jp