京都精華大卒展:札本彩子さん
もうお一方凄いなと思ったのが札本彩子さん。牛の身体にくっついてるお皿に肉片が載ってる、って作品ですね。
近寄るとちょっとエグイ。
最初見たとき、ちょっとデミアン・ハーストっぽすぎるかな、って思ったんで、写真だけ抑えとこうと思ったんですよ。というのも、本物のお肉を樹脂で固めたのかな、と思ったものですから。でも、うちに帰って彼女のフェースブックを見てみたら……。
ちょっと絶句したんですけど、上は彼女の作ったデニッシュ、ただし粘土製! 嘘だろう、と思いました(写真はご本人の了解を得て転載)。これはかなりの超絶技巧なんじゃないかなあ。お肉の作品も全て樹脂粘土と透明樹脂で作ったそうで、相当な腕前の持ち主であることは確か。最初の光崎ちひろさんといい、今年の京都精華大の子たちは、どうもテクニック的にヤバい子が多いな、と思いました。