『真夜中の博物館』怒濤の面陳、平積み!


 ヴィレッジヴァンガード尾西武店、初の平摘み!  棚の作りも夢のよう、お隣は高原英理さんと中川多里さん、後ろには美輪明宏さんが! 斎藤店長からはサインまで求められました。本当にありがとうございました!



 ヴィレッジヴァンガードなんばPARKS店、面陳です! お隣は宮木あや子さん『官能と少女』。拙著は「少年」が前面に出た本ですが、少女を語った章もちゃんとございますよ。ルシール・アザリロヴィック監督の映画「エコール」を論じた章。是非併せてご覧を! 下にずらりと並んでいるのは『TH』のバックナンバー、拙著の初出掲載誌でございます。



 ジュンク堂千日前店、ここも面陳。このお店は私が大阪にいた頃本当によく通ったお店で、ここで面陳なんて夢みたいです。お隣の白川昌生さんは、私の出身地の福岡の隣、北九州市のご出身。哲学畑の理論家です。奥の方には、いま勢いに乗るチンポムが見えますね。光栄の極み!



 ヴィレッジヴァンガードアメリカ村店、ここも平積み! しかも両隣が強力、二階健さんと夢野久作さんの間! 暗黒のジェダイマスターの間で我が子が奮闘しております。頑張るのだ!



 ジュンク堂なんば店、面陳! お隣の本は何だろう、手ブレでちょっとわからなくなってしまいました、すいません。そのお隣は耽美好きの方ならご存じ『夜想』の少女特集ですね。そのまたお隣は『TH』です。ご担当の方と世間話をしているうちに、思わぬ接点があって話が盛り上がったのも楽しい経験でした。世の中不思議なご縁はあるものです。


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 以上いずれも大阪ミナミの本屋さんです。ミナミというのは地下鉄で一駅ほどの小さなブロックで、心斎橋〜なんば間にほぼ収まるエリアなのですが、その小さなエリア内に、これだけ面陳、平積みの店が密集している。ちょっと驚きです。私はひところ大阪のかなり南の方に住んでいた時期があって、ミナミはなじみ深い場所ではあるのですが、それにしても大阪ミナミで、これだけ人気が出るとは意外でした。

樋口ヒロユキ
『真夜中の博物館 美と幻想のヴンダーカンマー』
アトリエサード刊、予価2500円+税
http://www.kcc.zaq.ne.jp/dfyji500/shincho.html