中田有美、KUNST ARZT、高橋由一、三尾公三、エドワード・ウェストン、ウイン・バロック、片野まん

 本日行ってきた場所いろいろ。一カ所目は中田有美さん個展、ギャラリー16、〜9/22(土)。基本的にこれまでのシリーズの延長。彼女の個人的バイオグラフィーが見え隠れする半具象。二つ目はグループ展「美術のくすり」山本太郎、現代美術二等兵岡本光博ほか。会場のKUNST ARZTは、もとの「はねうさぎ」のあった場所。良い顔並びの展覧会。9/16(日)まで。


 三つ目は高橋由一、京都国立近代。これ、いろいろ思うところ凄くあったのですが、ちょっと差し障りがありそうなので割愛。ヒントを申し上げておくと、この展覧会は写真を模写した油彩画が数多く展示されていて、キャプションにもそう書いてある。ここに注目すると面白いです。コレクション展はフォーカスの表紙でおなじみだった三尾公三が特集で展示。なつかしいですね。それとアメリカ西海岸の写真家たちの小特集。エドワード・ウェストンとウイン・バロックが面白い。こんなの。

エドワード・ウェストン http://www.edward-weston.com/
ウイン・バロック http://wynnbullockphotography.com/galleries_bw/1970s/index.html


 最高に面白かったのが片野まん、mori-yu。説明しようとすると結構ややこしい。単純に言うと「油画を裏返してカンヴァス側から絵の具を眺めたらどうなるか」という実験。伝わらんだろうなー。実物見てください。09/29[土]まで。ほか二つほど見ましたがよく覚えてない。さすがに疲れたので休みます。おやすみなさい。