Entries from 2013-07-01 to 1 month

塩田千春《ありがとうの手紙》

高知県美での「塩田千春展 ありがとうの手紙」のようす、ブログにもまとめておきます。まずは高知県立美術館のようすから。外装はしっくいで塗られてて、土蔵を思わせる和風のデザイン。落ち着きます。はりまや橋から電車で10分くらい。交通至便。 高知県立…

ウォルター・デ・マリア、ショーヴェ洞窟、ヘルツォーク

ウォルター・デ・マリアさん、逝く。直島の巨大な大理石のインスタレーションで有名なデ・マリアさん。引きこもりがちな人柄で「作品そのものに語らせたい」と、インタビューも写真を撮られるのも嫌いだったらしい。60年代にバンドを組んでたときに担当して…

寺村サチコ(橘画廊)

あんまりごちゃごちゃ説明するものでもないと思うので、とにかく写真を。 イカとかウミウシとか海洋生物のように見えますが、全て布製、手染めの染織作品。いずれも「花」を象ったものだそうですが、別に海洋生物と見ても構わない、とのこと。実際、この種の…

「横尾忠則どうぶつ図鑑」

本日は試験のあと、見逃していた「横尾忠則どうぶつ図鑑」を見に横尾忠則現代美術館へ。基本的には夏の子ども向け企画だけれど、なかなかどうして興味深い。ふだん見慣れていた横尾作品のなかに、あれ、ここにも動物が、あれ、こっちにも動物が、という発見…

アートコートギャラリー、澤崎賢一さん

昨日はアートコートギャラリーに行ってきたのですが、なかでも澤崎賢一さんの作品が非常に気になりました。戦争をテーマに扱った作品で、どちらかといえば納得の行かない印象を受けたのですが、私の場合はこういう感情的反発から作家との関わりが生まれるこ…

「わたしたちは粒であると同時に波のよう」厚地朋子、須賀悠介

@kcuaでのグループ展「わたしたちは粒であると同時に波のよう」のようす。上二点は厚地朋子さん。関西ではなかなか見ることのできない作家なので、久しぶりに見られて嬉しかったです。遠近法の解体、モチーフの解体というところに大きな特色があるかと。だま…

アート大阪

今回は直接売上に関係しないパフォーマンスが2件、インスタが1件あって、売らんかなだけではない珍しいフェアになっています。やっぱアートなんだし、そういう部分もないと、ね。以下に今回気になった作家を幾つか。 ★名和晃平さん(ノマル) やっぱり安定し…

浪漫少女會

浪漫少女會グループ展「おはなしの箱庭」会場のようす。お店っぽくなっている! 会場では『明日まで』と聞いたような気がするのだけれど、今日までなのかな。夏の終わりにもう一度、今度は大阪でやりたいとのことなので、上の写真見て気になった方は下のブロ…

堂島リバービエンナーレ、瀧弘子

堂島リバービエンナーレは「水」をテーマにしたアートの祝祭。衝撃的なアラヤー・ ラートチャムルーンスックの作品や、凛とした存在感の素晴らしい杉本博司さんなど、素晴らしい作品はいっぱい。けれども今年は一言で言って畠山直哉さんの作戦勝ちではないか…