Entries from 2010-09-01 to 1 month
これは展覧会というよりも、まずアーカイブなんだろうなと思う。かつてダムタイプが中心となって、京都市左京区という実に狭いエリアに繁茂した、社会運動とも芸術運動ともつかない混沌としたムーブメントの記録。それはいくらでも矛盾する形容を引き寄せる…
今年の春、草間弥生さんや奈良美智さん、会田誠さんらも参加した大規模なグループ展「絵画の庭」(国立国際美術館、大阪)で、ひときわ異質な存在感を放った画家、後藤靖香さんのインタビューを、webマガジン『clippin jam』に発表しました。後藤靖香さんの…
私自身が企画に絡んでいるわけではないのですが、元国立国際美術館学芸員、現・京都市立芸大の加須屋明子さんからお知らせがありましたので、ここに転載。たぶん私も行きます。 「中東欧美術のいま」 ベンチュク・バルナバーシュ(ルードヴィグ美術館館長) …
以下、cinra.netの記事より転載。2010/09/10に掲載されたもの。========================================10月30日から開催される東京発の舞台芸術の祭典『フェスティバル/トーキョー10』の一環として、期間限定のカフェ『カフェ・ロッテンマイヤー』がオー…
高原英理さんの新作短編「遍歩する二人」が、『群像』の10月号に掲載されています。「遍歩」は「へんぽ」と読んで散歩のことを意味する作中の造語で、夜の町をあてどなく散歩する二人を描いた作品です。なんで散歩でなく遍歩というのか、というのは、実際に…
ちょっとご紹介するタイミングが遅くなったのですが、高原英理さんの新作短編「ポエティック・クラッシュ」が『文學界』今月号に掲載されています。詩人が二人、公の席で討論をするのですが、実は実は……という話。冒頭から高原ファンならニヤリとさせられる…