Entries from 2014-01-01 to 1 year
今号のTHの制服をめぐる私の記事中に間違いがあったようです。読者の方からご指摘をいただいたのですが、制服というのはバージョンアップなどがあって、いろいろと経緯がややこしく、実は拝読した今もうまく把握しきれていません。大変恐縮ですがご指摘い…
というわけで、はならぁとトークショー「夜の芸術百物語」終了いたしました。ご来場の皆さん、この場を提供してくださったfukugan gallery村田典子さん、ありがとうございました。なにせ夏場いっぱい自著のためのトークで東京と京阪神を回った直後ということ…
遅ればせながら、はならぁとの会場の下見に行きました。生駒から宝山寺に向かうケーブルカーは、ちょっともの悲しくて良い感じ。会場は旧たき万旅館といって、現在では使われていない旅館のあと。宝山寺駅下車徒歩5分ほどでしょうか。 展示の内容の方ですが…
拙著『真夜中の博物館』でも大きくフィーチャーした谷澤紗和子さんの作品が、兵庫県龍野市で開催中の「龍野アートプロジェクト2014」で展示されています。ここ数年展開している切り絵/影絵のプロジェクトの新作で、かつて龍野市在住だった谷澤さんのおじい…
国立国際のジャン・フォートリエ見てきた。アンフォルメルの人、という理解だったのだけれど、抽象表現に行く前の戦前の作品に圧倒された。いわゆる「ヴァニタス」や「台所の絵画」の系譜に属すると思しき、死の匂いが濃厚な作品がかなりある。たぶん一次大…
さて、次の9月23日(火・祝) 京都、恵文社COTTAGEでのイベントについて、三人目のゲスト、吉岡洋さんについてご紹介します。吉岡先生は美学畑の方で、甲南大、IAMASを経て、現在は京大で教鞭を執っておられます。 IAMASにおられただけあって、もとも…
本日は六甲ミーツアート初参戦でした。恥ずかしながら私は今回が初めてだったのですが、今年でもう5年目なのだとか。私は時間切れで全部回れませんでしたので、行かれる方は朝早く出られるが吉かと思います。ちなみに会場へはこのケーブルカーに乗って行き…
再来週、9/23のイベントのゲストについて少し。今日はcontact Gonzoの塚原悠也さんのことを。contact Gonzoは平たく言うと、殴り合いをするアート集団です。百聞は一見にしかず、下はMoMA(ニューヨーク近代美術館)でのパフォーマンスのようすですのでご覧く…
9/23の恵文社でのイベントですが、少しずつ当日のゲストのご紹介をしていこうと思います。まずは谷澤紗和子さんなのですが、この人は私思うに、いま関西の中堅の作家でいちばん呪術的な人なんじゃないかと思います。自分の本に軸が通ったのは、おそらくこの…
ちょっと古いのですが、西日本新聞にコメントした2008年の記事、アップしておききます。執筆は文化部の塚崎謙太郎記者。
写真もわりとかっこよく撮っていただいて嬉しいです。執筆は清水有香記者。清水記者とはこれまでにもちょくちょく展覧会場などでお会いしていたのですが、すごくおしゃれでどこの方かなと気になっていました。いままでお会いした中で一番おしゃれな記者さん…
というわけで、今度は「第二回文学フリマ大阪」にお邪魔いたします。文学フリマはプロアマ問わず作家が机を並べて自作を販売する文学のフリーマーケット。私は今回の拙著の版元であると同時に、初出誌となった『TH』の版元である「アトリエサード」さんの…
『介護保険情報』に『真夜中の博物館』の書評が掲載されました。掲載号の発売期間を過ぎたのでブログに転載いたします。書いてくださったのは本橋恵一さん、「本橋牛乳」名義で『TH』に執筆しておられる、いわばレーベルメイトです。本橋さん、ありがとう…
昨夜のイベントはおかげさまで、はかったように満席となって、盛況のうちに終了いたしました。長年の願いであった神戸での自主企画も無事成功のうちに終えることができて感無量です。ご来場いただいた方はもちろん、リツイートなどネット上でご協力してくだ…
とにかくね、『TH』読者の皆さん、この方の展示だけは是非ご覧になってください。関西在住で『TH』読者なら絶対見るべき。いや、ほんとは東京からでも見にきて欲しいのですけれど。 松村光秀《華ばこ》2003 『TH』読者は幻想絵画とかお好きだと思うけ…
昨日行ったところ。 サードギャラリーアヤ 川北ゆう FUKUGAN GALLERY 岩井知子 ギャラリーパライソ ホラードミネーション アートハウス 1階:橋下京子/2階:堀としかず 川北ゆうさんは新作のシリーズ。川北さんは水を使った独特の技法による抽象絵画を制…
素材になっているのは北山杉、つまり京都市の北部で採れる地元の杉です。赤い切れ込みの入った方向は恵方巻でお馴染みの「恵方」、つまりその年に吉とされる方向を表しています。恵方は毎年変わりますが、今年の恵方は東北東。つまりすべての赤い色は、東北…
至言。言い得て妙。 「裸そのものの下にひそみ、それを生産し、それをまるでおのれの分泌の効果のように排泄するのは、まさに着衣そのものである」 (ジル・ドゥルーズ『差異と反復』429p)
上は横尾忠則現代美術館で始まっている展覧会「枠と水平線と・・・ グラフィック・ワークを超えて」のようす。なんでこんなにガタガタに並んでいるかというと、画中の水平線の位置を揃えたため、なんですね。水平線の位置、かなり低いですよね。「椿説弓張月…
本日は雨模様ですが、そんななか「アート大阪」へ出向かれる方におすすめの作品を幾つか。 まずは西塚emさん、乙画廊。写真がなくて申し訳ないのですが、虫の絵ばかり書いている若い子です。ここのところの私の一押し作家。バスルームの中に展示されてるので…
本当にいろんな方に読んでいただいて感謝、感謝です。ツイッターでもだんだん言及数が増えてきましたので、ここにまとめておきたいと思います。残念ながらすべてはご紹介できませんが、主立ったものだけ。 感陀多 @aozora_vision 6月30日 真夜中の博物館の…
お知らせするのがやや遅くなりましたが、神戸でのイベントも決定いたしました。入場料千円で、おいしいフードとドリンクが出ます。ここの食事は本当にかなりおいしいので、皆さん期待なさってください。 ゲストは榎忠さんです。祝砲発射のパフォーマンスもあ…
池袋のイベントのときにも少し申し上げましたが『早稲田文学』秋号(8月7日発売予定)に執筆します。この号全体が幻想とゴシックについての特集になる模様で、トークご一緒した高原英理さん、アトリエサードから評論集を出された岡和田晃さんも参加されます…
竹橋の東京国立近代美術館でやってる収蔵品展「何かがおこってるⅡ:1923、1945、そして」、これがかなり鬼気迫るものだったのでお知らせしておきます。最初の部屋は原田直次郎の《騎龍観音》とか岸田劉生の切通の絵とかがあったりして「お宝展示」という色彩…
★見えない「阪神大震災」の姿 都現美の「MOTコレクション特別企画 クロニクル1995−」、通称「95年展」に関して思ったことを少し。まず震災がらみの作品の少なさに、かなりの衝撃を受けた。わずかな例外として芦田昌憲さんというアマチュア写真家の方の震…
なんか文化人みたいで、ちょっと恥ずかしいですね。でも日付に注目、13日の金曜日だったんですよ。ヤッター! ちなみに横に来てるのは、高田衛さんの地獄太夫についての記事でした。つくづくラッキー!
今年の京展で一番大きな京展賞を受賞した谷原菜摘子さんからご招待をいただいて、京展行って参りました。谷原さんは今年の京芸の学内展で見つけて面白いなーと思っていた人。手法としては黒い別珍に油彩で描いていくというもの、黒い部分は塗り残されたとこ…
本日は教え子たちの展覧会二つ。一つは上田服飾の前期の制作展、CASO。ちなみに写真は上田の会場、写ってるのは私の教え子たち。かわいいでしょ? もう一つはOCAの教え子参加のグループ展、亜蛮人にて。@knsk051 さんと@tenboutou さん参加、見に行ってあ…
アマゾン芸術理論・美学の部門で、ついに拙著が2位に。感無量すぎて書くことが思いつかん。本当にありがとうございます。皆様のお陰です。もっと買ってください。 1位はフェルメールの画集のキンドル版。100円の本と勝負してここまで競り合うって結構すご…
『真夜中の博物館』大阪・味園ビルでのミニイベント、盛況のうちに終了いたしました。ご来場ありがとうございました。以下に記録を。 ================================== 7月5日(土)、レジャーシティ味園ビル内「夕顔楼」にて、拙著刊行記念のミニイベン…