六甲ミーツアート

 本日は六甲ミーツアート初参戦でした。恥ずかしながら私は今回が初めてだったのですが、今年でもう5年目なのだとか。私は時間切れで全部回れませんでしたので、行かれる方は朝早く出られるが吉かと思います。ちなみに会場へはこのケーブルカーに乗って行きます。



 出品作家の一人には、今度の恵文社のイベントに出てくれる、作家の谷澤紗和子さんもいます。実は本日のお目当てはこれ、谷澤紗和子さんの《穴六甲六穴》。写真だとわかりにくいのですが、切り絵が天井からたくさん下がってて、懐中電灯で照らして楽しむ作品。切り絵そのものだけでなく、その影も楽しんでくださいね。




 お次は谷澤さんと同じ場所で展示している若木くるみちゃんです。ただしこの写真は後頭部。頭の後ろを剃り上げて顔を描き、前後逆の「うしろまえ」人間になっちゃった。



 がしかし、なんといっても印象に残ったのは西山美なコさん《〜melting dream〜》。これ実は全部砂糖でできてるんですよね。なので展示室内に入ると甘い匂いでいっぱい。会期末、一体どうなってるんだろう? 霧でかなり溶けちゃってるかも。急いだ方が吉か?



 ……とつぶやいていたら、某館の中の人からこんなご教示が。

az @azusa_hashimoto
@hiroyuki9999 ご本人に聞いたら、大きく崩壊したりしない限りは、だんだん溶けたりアリとかがきたりするがままにするそうです。今日が完成ということではなく、変化も込みの作品だそう。美しかったですよね。


 蟻が一斉にたかったら、壮絶な光景になるんだろうなあ。それはそれで見てみたい。ちゃんと調べたことないので気のせいかもしれないけど、消えちゃう作品、壊れちゃう作品を作る人って女性が多いような気がする。西山さん、宮永愛子さん、内藤礼さん。。。男性でいらっしゃいましたっけ、そういう作品作る方。思い出せないな。


 最後に。ちょっと地味だけど妙に気になったのが小川泰輝さん《樹木の通り抜け》。建築的、かつ「関係」みたいなものがうっすら見えて面白い。ちゃんと上を歩けるので、ちょっと怖いけど是非。



 しかし何より一番の作品は、山頂からの良い眺め。これは神戸の全市民の合作。どうぞごゆっくり、夜景もお楽しみになってくださいね。