Entries from 2012-12-01 to 1 month

山口典子さん、外村あかねさん、シュヴァル理想宮トリビュート展、三月書房、村田兼一さん

本日行ってきた場所を幾つか。一つ目は山口典子さんの個展「Nu doll – Stop Motion Animation -」。タイトル通りヌードル、つまりは生の中華麺を使い、ヌードの人形と絡めたコマ撮りアニメ。クレイアニメの要領で生麺がゾワゾワと動き回り、人形の上を這い回…

イオネスコ母子の訴訟、母の写真家、イリーナ敗訴

訴訟になってたのか……。胸が痛い。以前読んだインタビューでは、娘のエヴァは「母に感謝している」と語っていたのに。いずれにせよ複雑な母子関係があるのは確かなようで、その原因の一つにあの写真集があるとすれば、やはり倫理的にかなり問題ありとしない…

若冲、団塊、老い

今日ちょっと用事があって、京都の石峰寺というお寺に行ってきました。ここには江戸時代の画家、伊藤若冲が彫らせた五百羅漢の石仏があって、その写真を撮りたいなと思ったのです。ところが残念なことに、五百羅漢の撮影は禁止となっていました。つい数年前…

「アブストラと12人の芸術家」

「アブストラと12人の芸術家」見てきました。作家たち自身が企画した、倉庫を舞台にしたグループ展。震災後の日本に求められる抽象を模索するもの。が、そもそも抽象とは何かという問いも作品は孕む。論点多し。既知の作家の多い展覧会でしたが、菅かおるさ…

同時代ギャラリー「景聴園」服部しほりほか

本日、京都の同時代ギャラリーにて「景聴園」見てきました。景聴園というのは京都市芸で日本画を学んだ、上坂秀明さん、服部しほりさん、松平莉奈さん、三橋卓さんの4名によるアーティストグループ。4人ともそれぞれ面白いのですが、なかでも私のお気に入…

『横尾忠則 ラッピング電車 故郷を走る』

画家、横尾忠則さんの絵画で全面ラッピングされた電車が、兵庫県のJR加古川線を走っていたのをご存じでしょうか。この電車は2004年に加古川線の電化を記念して走り出したもの。第1号はポップな色彩が乱舞する上に、無数の目玉があしらわれた「見る見る速…

大崎のぶゆき「Reversible Stories」

「Reversible Stories」、つまり「反転した物語」のタイトル通り、ネガポジ反転したイメージ。壁にかかっているのは一枚の風景画。ただし空は真っ黒、山はピンク色に描かれている。つまり本物の色とはネガポジ反転した色で手描きしてあるわけですね。おまけ…