京都芸術大学卒展:岸本光大さん

 岸本光大さん。とにかくひたすら平面と名のつくものを手当り次第に並べたという暴力的展示。ご自身の作品も単なる壁紙貼っただけのもお構いなし。



 写真とか絵画とか建築とか、いちいちジャンルわけウゼーんだよ平面だろこれもあれも平面だろうが文句あるか焼肉にしちまうぞ、とでもいいたげな列挙。ワイルド。



 岸本さんはほぼ毎年全然違う作風に転換する人なので、次何やるのかさっぱり見当がつかない。今年のは絵画を上から俯瞰する「メタ絵画」的な視点で、その意味で新平誠洙さんと共通するかな。