「閨秀(けいしゅう)2.0」初日

 グループ展「閨秀(けいしゅう)2.0」、ご来場くださった皆様、ありがとうございました。初日から数点売れたのも本当に嬉しかったです。ちょっとしか飲んでないのに最後はろれつがおかしくなったほどで、本当に最高の初日を迎えることができでした。


 ご来場の方、覚えている範囲で順不同。美術関係者では京都市立芸大の加須屋先生、de sign deの大野さん、漫才師=コレクターのおかけんたさん、アートライターの小吹隆文さん、乙画廊の渡邊さん。美術作家ではこだま美瑠兎さん、はまぐちさくらこさん、踏子さん、谷澤紗和子さん、それに写真家の桑島秀樹さん。


 谷澤さんとはデビュー前からのおつきあいですが、こうして来てくださって感無量。はまぐちさんはご高名は存じ上げていましたが初対面、ふだん接点のない方だけに、とても嬉しかったです。また、桑島さんからはモイラさんの写真にお褒めの言葉頂戴しました。「デジタルで攻めているけど、デジタルに逃げてない写真」とのこと。とても嬉しい言葉です。


 アートビジネスの分野からは、株式会社サザビーズ・ジャパンの元代表で、現・AGホールディングズ代表の柴山哲治さんがご来場くださいました。また、当日は柴山さんの教え子の方で、奥田幸恵さん、松井智子さんのご両名にお越し頂きました。お二人は同志社大の学生ベンチャー集団「STORY...」で、美術作品のオークションを中心にした美術プロジェクトを実践しておられる方々。ふだんの評論という仕事ではお目にかかれない方と出会えて、やはりやってみるものだなあとつくづく感激しました。


 学校関係では上田安子服飾専門の山本廣道先生、OCAの田中宏和先生にもおいでいただきましたし、そのほか異分野の方もたくさん来場してくださって嬉しい限りでした。ゴス、フェティッシュ関係では夕顔楼店主の間宮君、映像関係ではシマフィルムの田中さん、文壇からは文筆業の千野帽子さん、作家の玄月さん、藤野可織さん、『アニマルズ・ピープル』訳者の谷崎由依さん、ダンス界からはダンサーの日置あつしさんがおいでくださいました。日置さんは観客席から一方的に見て存じ上げていた方だったので、本当に嬉しかったです。


 このほか、各作家のお友達の皆さんもたくさんご来場いただき、感謝感謝の一日でした。展示については申し分なし。会期は長く11月6日までですので、ふるって皆さんご来場ください。

「閨秀(けいしゅう)2.0 複数のベクトル、あるいはキャットファイト
平成23年10月18日(火)〜11月6日(日)
12:00〜19:00 / 水曜日休廊 入場無料
出品作家:尾家杏奈、口枷屋モイラ、栗田咲子、高田智美、中田有美、森文恵

主催:CAVE
企画:樋口ヒロユキ、森山牧子
協力:digmeout、FUKUGAN GALLERY、Wada Fine Arts、乙画廊
http://www.yo.rim.or.jp/~hgcymnk/00keisyuu/00keisyuu.html