『真夜中の博物館』6/21、ジュンク池袋にて高原英理さんとトーク!

 そういうわけで、『真夜中の博物館 美と幻想のヴンダーカンマー』刊行を記念して、東京でのトークショーが決定いたしました。場所はジュンク堂書店池袋店、ゲストは作家の高原英理さんです。

『真夜中の博物館』刊行記念トークショー
『呪術的美術と 文学的ゴシック』
ジュンク堂書店 池袋本店 2014年06月21日(土)19:30 〜
ゲスト:高原英理(作家)
著者:樋口ヒロユキ(美術評論家)


☆ 会  場:4階喫茶     ☆入場料:1,000円(ドリンクつき)     ☆定員:40名
☆ 受  付:1階 案内カウンターにて。電話予約承ります(03-5956-6111)。
☆ サイン会:当日はイベント終了後、会場にて両著者のサイン会を行います。サインご希望の方はイベントの時間までに1Fレジにて書籍をご購入頂き、ご持参ください。イベントを行う4Fフロアでは書籍のご購入・お会計はできません。サインは原則的にお1人様1冊までとさせて頂きます。


ジュンク堂書店 池袋本店
TEL.03-5956-6111 FAX.03-5956-6100 東京都豊島区南池袋2-15-5

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 高原英理さんは私が前著『死想の血統』を執筆している段階から応援してくださった方で、前著刊行の際にもやはりジュンク池袋でトークのお相手になっていただきました。評論と実作の双方で知られる方で、小説の方の作品としては『抒情的恐怖群』、『神野悪五郎只今退散仕る』など、評論には『ゴシックハート』、『ゴシックスピリット』などの作品があります。また今年はじめには、アンソロジー『リテラリーゴシック・イン・ジャパン』をちくま文庫から刊行。新しい文学的ゴシックの形を作り出そうとしておられます。


 文学における怪奇幻想、異端や不条理性などの表れが文学的ゴシックなのだとすれば、視角芸術におけるそうしたもののことを私は今回の本で「呪術的美術」と呼んでいます。その両者がいまどう関わっているのか、視角芸術と文学双方のゴシック的/呪術的なものの過去、現在、そして未来について考えていければ、と思っています。お楽しみに!

樋口ヒロユキ
『真夜中の博物館 美と幻想のヴンダーカンマー』
アトリエサード刊、予価2500円+税
好評発売中
http://www.kcc.zaq.ne.jp/dfyji500/shincho.html