MINA@DOLL8月号

『DOLL』という雑誌の8月号に、我が畏友、MINAさんの書いた記事が載っています。


http://www.amazon.co.jp/dp/B001B9QFDK/


知ってる人は知ってると思いますが、『DOLL』はお人形の雑誌というわけではなく、パンクロックの専門誌で、もう何十年も前からやってる雑誌です。高校生の頃、この雑誌から切り抜いた写真を、よく透明のプラスチック下敷きに入れていたのを思い出します。そこに今回は「〜暗黒のアンダーグランド〜日本のゴシック/インダストリアル新世代」というタイトルでお書きになっています。


MINAさんは関西に留まりつつ物書きをしている数少ない友人で、もとは『NEGA-ZINE』という雑誌を個人で編集して出版しておられました。彼はかつて関西でゴシックが盛り上がりはじめたとき、真っ先にシーンに突撃して中央のメディアで書きまくった人です。当然、私なんかより全然早いですし、むしろ私は彼の活躍を、うしろで指をくわえて見てたクチです。


彼がバンドに専念し始めたことやら、いろんな事情やらがあって、しばらく物書き稼業は辞めていたのですが、これが彼の書き手としての復活宣言になると思います。本当に心強いし、長いこと待ちわびた復活です。


一枚のプレスシートが、物書きの運命を変えることがあります。そして一人の物書きが、表現者の運命を変えることがあります。関西で音楽やってる皆さん、ゴス、フェティッシュの皆さん、是非彼の書いてる記事を読んでください。そして、どんどん彼にサンプルやプレスシート、招待状を送ってください。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、MINAさんは関西の新しい文化シーンにとって、希望の光だと思います。